メディカル専用精油とは、医療現場で使える精油として、その品質を認められたものを指します。
メディカル・・・と名前がついていますが、医療現場でしか使われていないという意味ではありません。
アロマセラピーとは、心身のトラブルを精油を使い対処する 自然療法ですから、ホームケアでもサロンや病院でも、結果の出せる
品質の確かなものを使うという事が何よりも大切です。
通常市販されている精油の多くは、『正しい精油の選び方』 にあるアロマセラピーに使用する為の最低限のルールさえ、守れていないものが大半です。
この様な精油は、ただアロマセラピーをやっているという自己満足だけで、結果的には逆に心身に
悪影響になっている場合もあるのです。
アロマセラピーは、香りを楽しむ癒しのアイテム・・・として浸透していますが、漢方と同じく薬用植物を使った療法である事を忘れてはいけません。
薬剤が身体に合わなければ、体調を崩してしまう様に、中身の不確かな精油は心身に
毒になる事もあるのです。
精油とは、薬効植物を抽出した、生理活性物質の集合体であることを基礎として考えましょう。


精油の品質を見極めるのには、分析表が欠かせません。
しかし、分析表さえ付いていれば安全で良いものなのでしょうか?
答えは、NO です。
では何故、分析表が全てではないのでしょう?
それは、数字で表れる科学的な検査結果に加えて、香りの評価が必要だからなのです。
いくら検査結果で、不純物が混ざっていないと分かっても香りが
悪ければ、メディカルアロマセラピーには使えません。
それは、香りが悪い = 構成成分のバランスが悪い 為です。
香りの悪くなる原因は、「蒸留が適切に行われていない為」 です。
香料用の精油と異なり、アロマセラピーで使う精油は高度で丁寧で繊細な蒸留技術がないと
抽出できないのです。
だからオーガニックのハーブを使っていても、蒸留レベルが低ければ精油は、アロマセラピーで使うに値しないものになってしまう訳です。
 
一方で、蒸留も適切に行われ、香りも良いのにGC/MSの
検査結果で却下される事が・・・。
理由は、極・極微量だけれど、天然成分以外の不純物が
検出されてしまった時。
でもオーガニックなのに、なぜ不純物が出るの?
それは、蒸留所で蒸留が終わると釜と保存用タンクを洗う際に徹底的に洗浄するので、化学溶剤を使う時があって、その残留物がでてしまうことがあるのです。
科学的に人体に影響はないと証明されても検出された場合は、アロマセラピーでは使えないので
破棄になります。
この様に、オーガニックだから、検査結果で間違いなかったからというだけでは、品質の良し悪しは分からないのです。
分析表が全てではなく、香りの良し悪しも蒸留が適切であったかの判断になります。
メディカルアロマセラピーの精油は、この様な厳しい判断の過程を経て、皆さんのお手元に
届けられるのです。
メディカルアロマセラピーの精油の証は、<EOBBD>という認証がついているので
目安にしてみてね。
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