アロマセラピーとは、日本語に訳すと「芳香療法」となります。
薬効特性のあるハーブから抽出した液体を、困った症状の改善や予防の為に用いるというもの。
このアロマセラピー、なんだかここ数年で流行り出した?という
印象をお持ちの方も多いと思います。
でも驚く無かれ、皆様が普段行かれる病院、普段使っているお薬で行われている「西洋医学」と比べると、とても長い歴史を
持っています。
西洋医学の歴史は、皆さんもご存知「アスピリン」という頭痛薬から始まりまだ100年あまり、一方ハーブを使った療法は3000年も
続いているのです。
人類が文明を持ち始め、病を呪術や祈りで鎮めるという事から、薬効があると信じられていた植物を使い出した頃からハーブの歴史が始まります。
紀元前から、芳香植物は香料または、薬効を持つ香料と2つの顔を持ち、化粧や病の治癒に
用いられて来ました。
ただ一つの療法として確立されていた訳ではなく、戦や貿易などの人や物の移動により、使用方法
などが伝わり、様々な国の多くの人に親しまれているというものでした。
17世紀になると、薬草学として確率され医療にも幅広く用いられる様になりました。しかし18世紀、
19世紀を経て、瞬時に強力な効果を発揮する化学薬剤が登場してからは、香水産業の発展に伴い、香料としての使用が大半を占める様になりました。
 
そんな時にある事件が起ったのです。
フランスのとある香料メーカーで研究をしていた1人の
化学者がいました。その名はガットフォセ。
彼はこの日、実験中に爆発を起しました。そして慌てて
やけどした手を、側にあったラベンダー油につけたのです。
その後、驚くことに火傷は跡も残らずにきれいに治癒したのです。
この事件からガットフォセは、植物からの抽出液に優れた薬効がある事を今まで以上に確信し、研究を行いました。その後ガットフォセは「芳香療法」を出版します。
その中でも化学薬剤の用に、効果がある一つの物質だけを取り出し使用するのではなく、複雑に
組み合わさった物質同士をそのまま活用する事を説いています。
アロマセラピーは、大きな戦争時に傷の応急処置に使用されるなどしますが現代の西洋医学や化学薬剤の波に押され、影を潜めます。
その後は主に特に、イギリス・フランスで支持されてきました。イギリスでは、アロマセラピーを日常で楽しむ習慣があり、生活雑貨を含め多くのアロマグッズや精油が販売されています。
フランスでは、精油はアロマセラピーを行う医師により処方されるもので薬局などで取り扱われていました。
日本には、1980年代にアロマセラピーが紹介され、癒しブームにより広がりを見せました。
現代では、どの国でも西洋医学が中心です。その中で、病を個々の生活習慣やストレス、精神状態などあらゆる角度から診る
自然療法の一つとしてアロマセラピーは存在しています。
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